よさこい哲学~前編~ よさこい哲学~後編~はこちら
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原宿の来年は、もう一本ストリートが増えるかも!
完結型のステージ踊り連続は、死ぬ(笑)
よさこいは、もともと舞台踊りやったのを苦労してストリートにしたんですよ 10年前に ジャズダンス系の振り付けが増えてきたんでステージ作ったらおもろいかも?で出来たのが前夜祭(前日祭)ステージは、「よさこい」の中では枝なんです。けけけ
一回目の前日祭でセント○ルが踊っているのを見て鳥肌が立った学生がいたらしい(笑)阿波踊りの様に、まっすぐ踊りぬけるのがよさこいの基本表参道330メートル切れ目のない沿道の見物人の皆さんは横から見ています正面の鏡に向かって踊りを作りこむと何してるのかよく分からない なああんちゃって
曲の頭とエンディングが繋がってないと何回踊ったなんて事になるよ出発点から切れ目なく踊り続けて終点に踊り子の最後が入ったとき初めて一回です。「よさこい祭り」は何会場踊ったという単位で踊っていきます。 4分30秒が一回ではありません
ストリート踊りでは、平均6~8分おきにチームが出発します進みの遅いチームが前にいると後ろから来るチームが全部影響を受けます。 後ろのチームの地方車が詰まってきたり、前のチームが遠のいていった場合は、自分のチームの進行スピードが遅いと言う事です
高知では、各チームの地方車の進行スタッフがこれをコントロールしていますステージ踊りと違い全チームが自主的に進行コントロールをしながら直進形競演場では踊っているのです。
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「ぶたもおだてりゃ木に登る」レス有難うございます。
お断わりしておきますが、今から書く事は、 あくまでも高知で営まれてきた事をお伝えするだけでありまして、決してこうじゃないとダメなんだぁ!じゃ あーりませんのであしからずううううううう
地方車について少しお話しましょう。地方車の音量は、高知のをそのまま泉大津に持っていって音を出したら確実に祭りの代表者は、一晩 檻の中でしょう(笑)
高知の会場で一箇所だけチームが平行して踊って行く「追手筋本部競演場」というのがありまして並んで踊るわけですから、当然隣のチームの地方車の音が混ざってきます。 この時に隣のチームが自分のチームより性能のいいPA機材を載せていたらアウト完全に自分のチームの音は打ち消されて隣のチームの曲で踊るハメになります(笑)
そうなってもかすかに聞こえる自分のチームの曲で踊れるよう経済的に弱小チームは練習しているのです。ですが、いくら良いPA機材を載せている地方車でも音源つまりソフトが悪いと音が出ないのですねこれが!(企業秘密)へへへこの勝負が、高知のチームの音作りの技術を上げてきたのは事実です。
地方車には、事の他高知のチームは思い入れをこめております。別名「山車」(だし)とも呼びますチームを先頭でひっぱっていく顔であり看板でもあります。神輿と思って頂いてもかまわないでしょう軽四輪の地方車から上限一杯の全長9mの4t車までチームのサイズに合った地方車がありますこの地方車のデザインを決めて製作するのも「よさこいのチーム」を組み立てる上で楽しみの一つです。
地方車も衣装と同じでお金を掛けようと思えば際限がありません。 地方車デザインから踊り子隊 全部でチーム作りの評価基準となります。ですから高知では、貸し出し地方車がないのです。地方車を持たないチームは、踊り子隊ではないのですから。地方車の他に給水車(ドリンク車)救護車と普通1チームで3台の車両を使いますその他に移動用のバスが150人チームは3台います。
150人チームで踊らない専門スタッフが10人以上チームには付いています。 このスタッフが多いチームほど踊り子を集客する力もあります。
高知のチームの年間の動きに付いて・・・・高知のよさこいのチームは、踊り子を募集し始めるのが大体6月1日スタートが大半です練習開始が早いチームで7月初旬からです。6月に踊り子の募集が各チーム動き出した頃に町の若い連中の会話の中に「今年は、どのチームで踊るう?」なんて会話が出始めるのです。 7月の中旬辺りからは、町のあちこちの広場や体育館から鳴子の音が聞こえ始めます。
ところが、この練習も練習場所の確保に熾烈な戦いが6月から水面下でスタートしています。各チーム練習が始まると殆んど毎日練習をします。
この練習している光景が町のよさこい祭りの前ぶれとなって街の空気がだんだん祭りムードに変わってくるのです。そののまま がぁあーっとテンションの上がった所で本番8月10・11日に弾け飛ぶとチームは解散 また来年の6月までは、一部を除いて踊り子達はよさこいに関することは何もしてません。(笑)
よさこい祭りは、日にちが固定しています。毎年8月10・11が祭り本番です。土日に固定してしまうと、一生祭りに参加できない人が出来てしまいます。
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■鳴子についてのお話・・・・
よさこいは、正式に言うと「よさこい鳴子踊り」と言うんです。鳴子は、田んぼですずめを脅すための鳴子からヒントを得て、「よさこい鳴子踊りの歌」の作曲者の武政先生のアイデアで「年に2回米の取れる高知だから、手に鳴子を持って踊ったら面白いかも」で出来たらしいのです。
ところが、48年前にあの鳴子の朱色の羽子板方の板に黒と黄色の3本のバチという今ではスタンダードになっているプロトタイプを創った人はいったい誰?この事は、いろんな方に尋ねてみましたが今となっては誰も知らないのです。よさこい初期の頃の鳴子は、少数ぼろぼろで残っていますが今のものより一回り大きくて音がまったく違います。
「手に鳴子を持って踊る事」よさこい系のお祭りには必ずあるルールです。日本人は、外人と比べて手足が短いと言うのが相場ですよね。(俺は特に日本人)
●手に鳴子を持つ事によって20cmの表現力を増す事が出来る。
●祭りの踊り子参加者が、チームは違っても1つの鳴子という共通項を持てる。
●鳴子を打ち鳴らす事によって踊りの振りに自然と制限が出来る。
鳴子を手に持って踊るだけではないのです。 鳴子なんですから鳴らさないと持ってる意味がありません。鳴子を軽く手で親指と人差し指で摘まむように持って弾く様にスナップを効かせてパーカッションとして使ってしまいましょう。150人クラスのチームが鳴子を揃って打つと不思議なくらいどんなに良いPA機材から出る音より聞こえてしまいます。
この現象をこのチームは、鳴子が良く揃ってると評価基準になるのです。鳴子を握りこんで振り回しても絶対乾いた鳴子の「しゃんしゃん」という音色は出ません。
「しゃんしゃん」を越えて揃うと「りんりん」と聞こえます。練習していてもだんだんと「しゃんしゃん」に近づいて来たら「大分仕上がってきたな!」の判断基準になります。 よさこいは、この音を追求していると言っても過言ではありません(笑)
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皆さん忘年会シーズンたけなわでしょう(笑)内臓お大事に(^^)けけけけ
早くも「注入その4」と相成りました。いけ!いけ!と言われても勝手にどんどん言っちゃってるんですが何かご質問でも御座いましたらご遠慮なく書き込みしてくださいね。 見るだけですけど♪(笑)
その4は、踊り子の髪型・化粧についてお話しますね。 各チームが踊り子の募集を始めると募集要項に「髪型」という項目があります。
●「髪型自由」とあるチームは、髪型をどんなにしてもかまわないチームです。祭りの朝4時頃から高知の美容院はてんてこ舞で踊り子の髪を祭り仕様に作っていきます。お気に入りの美容院の予約を祭りの1月以上前から踊り子は取っているのです。気合!入ってるっしょ!
●髪型制限ありのチームは、揃いの「かぶり物」があったり、揃いの「手拭」があったりしますそれでも踊り子達は、ちょっとでも目立とうと「かぶり物」や「手拭」を持って美容院に走ります厳しく全体美を追求しているチームは、ファンデーションや口紅の色まで指定します。
●よさこいといえば鼻の頭を白く塗ったり目尻に紅をさしたりしないといけないと思っている方がおられますが、あれはよさこい祭りに参加しているあるチームがやっていた事で高知の他のチームは決してやりません。 あくまでもそのチームのオリジナルなんです。今はそのチームもやっていません。
踊り子は、チームによっては4日踊りますが、4日とも美容院に行く踊り子もいます。 よさこい祭りは、年に一回女性に『思い切り弾けて、ガス抜き』をしてもらう日かもしれません(笑)その為に男は、祭りの組み立てをしたり地方車を作ったり「祭り」と「女性」の為に頑張ります。
●よさこい祭りの当日は、高知の町が「よさこい美人」であふれます。たった2日間のよさこい祭りに高知の女性は掛けているのですうううううやんややんや
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アルミスさん♪おバカは、おだてて使えと昔から言います。ぎゃはは”
その5は、チームは何処行ってもかまわんで!のお話し・・・・
よさこい祭りには、8つの競演場と4つの演舞場でチームは踊っております。この中で、追手筋本部競演場だけチームの踊る順番を「くじ引き」で決めます。この「くじ引き」で、10日11日の何れかと奇数か偶数を引くかでチーム代表者は、大騒ぎです。10日の偶数で20から40の間を狙っています。
この辺りを引くと11日のラスト(夜)に追手筋に入り帯筋を踊って終れるからです。思惑と違うくじに当たったチーム間でトレードも出来るのがまた「よさこい祭り」なのです。トレードは、猶予期間を持たせてますので、なかなか出番表が作れない(笑)
出番表が発表になると、追手筋のチーム出発時間が決定と同時に帯筋の出発時間が連動して決定します。 これ以外は、各会場に行くのは、自由に何処に行ってもかまいません追手筋を基点に各チームは、その他の会を廻る独自のスケジュールを作っていきます。このスケジュールの組み方によっては、全会場を廻れなくなったりしますから真剣です。
県外から参加するチームは、まずここでつまづいてしまいますちんぷんかんぷんになってしまいます。これは地元のチームでも初出場のチームで経験スタッフがいない場合は同じ事です。よさこい祭りは、運営側が各チームの行動スケジュールを作りません。
極端に言えば、1会場踊ったらそのままどこかで宴会していてもOKなんです踊り子もチームスタッフも競演場スタッフもばんばんビールやアルコールを飲みながらやっています。暑いからすぐ汗になって酔わないのです。つぶれてる人は自主的に退場(笑)
よさこい祭りは、超リストラチックな運営ですのですべてが自主管理・自己責任が基本です「やっていいかどうか、ぐらい自分で考えろ」なんです。楽チンでしょう。
その代わり祭り当日2日間は、競演場・チーム位置情報は、「Iモード」で全会場・全チーム検索する事が出来ます。「どこいこサービス」といいます。「私のアイデア」けけ